📊 データの読み方シリーズ
DATA — メニュー別売上構成

メニュー別売上が分かると、
伸ばすメニューと見直すメニューが見える。

人気があると感じているメニューと、実際に売上をつくっているメニューは、一致しないことがよくあります。注文数と売上額をメニューごとに並べて、強化するメニューと見直すメニューを数字で判断する読み方を解説します。

要点
  1. メニュー別売上構成が分かると、自分の店が実際は何で食べているのかが数字で見える
  2. 感覚的な「人気メニュー」と、売上をつくっているメニューは一致しないことがよくある
  3. サロレジのデータタブなら、会計を打つだけでメニュー別の注文数・売上額が自動で毎日出ます
WHAT — この数字とは

メニュー別売上構成とは、何か。

メニュー別売上構成とは、カット・カラー・パーマ・トリートメントといった施術メニューごとに、注文数と売上額を分けて集計したものです。全体の売上を1つの数字として見るのではなく、「どのメニューがどれだけ売上をつくっているか」の内訳として見ます。

ここで大切なのは注文数売上額を分けて見ることです。注文数が多いメニューが、必ずしも売上を大きく支えているとは限りません。単価の低いメニューが数だけ多く出ていて、単価の高いメニューは少数でも売上の柱になっている、ということはよくあります。

カット 注文数 多 売上 中 カラー 注文数 中 売上 大 新メニュー 注文数 少 単価 高 注文数 売上額

※ 図はイメージです。実際の内訳は店・メニュー構成により異なります。

READ — 見えると何が分かるか

メニュー構成で、店の状態を読む。

良い状態の例

売上を支える柱となるメニューがはっきりしていて、そのメニューの注文数も安定している。何で食べている店かを、店側が自覚できている状態です。

注意したい状態の例

注文数の多い低単価メニューばかりが並び、売上を支えるメニューが弱くなっている。数はこなしているのに売上が伸びない、という状態につながりやすい構成です。

見落としやすい状態の例

メニュー表に載っているのに、注文数・売上額ともにほとんど動いていないメニューがある。存在自体がメニュー表を複雑にし、提案の手間だけを増やしている可能性があります。

ACTION — どんな打ち手に使えるか

メニュー構成が分かった後、できること。

1. 柱となるメニューの強化

売上額が大きいメニューが分かれば、そこに関連する提案(セット提案・上位メニューへの案内)を優先して強化できます。

2. 動いていないメニューの見直し

注文数・売上額ともに低いメニューは、価格や内容を見直すか、メニュー表そのものから外すかの検討材料になります。

3. 新メニューの立ち上げ判断

新しいメニューを試験的に導入したとき、注文数の伸び方を数字で追えます。感覚ではなく、期間を区切って数字で見極められます。

例えば注文数の多い低単価メニューの一部を、より高い単価のメニューへ案内できた場合、月間200件の会計のうち1割で単価が1,000円上がれば、月に約2万円ぶん売上が変わる計算です。
※ 条件を仮定した計算例です。効果をお約束するものではありません。

サロレジのデータタブでは、会計を打つだけでメニューごとの注文数と売上額が自動で毎日の画面に出ます。集計のために手を止める必要はありません。

Qメニュー別売上構成は、何と何を見ればいいのですか?
基本は「注文数」と「売上額」の2つを、メニューごとに並べて見ます。注文数が多くても単価が低ければ売上への貢献は小さく、逆に注文数が少なくても単価が高ければ売上を支えている場合があります。
Q人気メニューを増やせば売上は伸びますか?
一概には言えません。注文数の多いメニューが必ずしも利益率の高いメニューとは限らないため、売上額・原価・所要時間もあわせて見る必要があります。
Qメニューを減らす判断はどう考えればいいですか?
一般に、注文数・売上額ともに低いメニューは、メニュー表を複雑にし、スタッフの提案の手間を増やすだけになっている場合があると言われます。ただし新メニューの立ち上げ期など一時的に数字が低いだけの場合もあるため、期間を区切って見極めることが大切です。

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