製品サロレジデータの読み方 / 指名率・指名売上

DATA — 数字の読み方

その指名率、
「お店」の実力ですか。
それとも「一人」の実力ですか。

指名率が分かると、売上がスタッフ全体の力で立っているのか、特定の一人に支えられているだけなのかが見えてきます。指名は、店の"固定客化"の進み具合を映す数字です。

この数字とは

「指名率」は、会計の件数のうち「お客様がスタッフを指名した」件数の割合です。「指名売上」は、その指名ありの会計から生まれた売上の金額。指名率は"構造"(お客様が担当を選んで通っているか)を、指名売上は"金額のインパクト"(誰がいくら稼いでいるか)を見る数字です。

どちらも、全体(サロン全体の数値)とスタッフ別(一人ひとりの数値)の両方で見て、はじめて意味を持ちます。

見えると何が分かるか——店の状態の読み方

一般に、安定しているサロンの指名率は50〜70%程度が目安と言われます。新規店や開業直後は低くなるのが自然で、開業から1〜2年かけて徐々に高めていく流れが多いとされています。

良い状態の読み方
指名率が目安の水準を保ちながら、複数のスタッフに指名がある程度分散している。特定の一人が辞めても、売上への影響が限定的な構造。
注意したい読み方
指名率は高いが、指名売上がベテラン一人に極端に偏っている。あるいは指名率そのものが下がり続けていて、お客様が「誰でもいい」担当になっている。

一般に、指名客はフリー客より再来率・客単価が高い傾向があると言われます。指名率が低い状態が続くと、来店のたびに違う担当になり、お客様との関係が積み上がりにくくなります。「なんとなく続けている」お客様ほど、次に来なくなりやすいのはこの層です。

※上記は一般的な目安・傾向としての説明です。数値は立地・客層・価格帯によって大きく変わります。効果を保証するものではありません。

数字のイメージ

スタッフ別 指名率(イメージ) Aさん 72% Bさん 55% Cさん 30% Dさん 15%

※数値はあくまでイメージです。実際の分析画面のスクリーンショットではありません。

どんな打ち手に使えるか

  1. 01 指名率が低いスタッフに、個別でフィードバックする。カウンセリングや技術のどこで「また指名したい」につながっていないかを、数字を根拠に一緒に振り返ります。
  2. 02 指名がベテラン一人に偏っていないか確認する。偏りが大きい場合、次回来店時に別スタッフを軽く紹介する・技術研修を強化するなど、依存を分散させる打ち手を検討します。
  3. 03 指名率の推移を採用・評価の会話に使う。「なんとなく頑張っている」ではなく、指名率・指名売上の推移という数字を根拠にミーティングや評価の話ができます。

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関連する数字

Q指名率はどれくらいが目安ですか?
一般に、安定しているサロンで50〜70%程度が目安と言われます。新規店や開業直後は低くなりやすく、開業から1〜2年かけて徐々に高めていくのが自然な流れとされています。立地・客層・価格帯によっても変わるため、目安としつつ自店の推移を月次で追うことが大切です。
Q指名率が低いとなぜ問題なのですか?
指名率が低いと、担当スタッフが変わるたびにお客様が離れやすくなる傾向があります。一般に指名客はフリー客より再来率・客単価が高いとされ、指名率が低い状態が続くと売上が「お店」でなく「特定の人気スタッフ」だけに依存しやすくなり、その人が辞めたときの影響が大きくなります。
Q指名率と指名売上はどう違いますか?
指名率は「会計件数のうち指名ありの件数の割合」、指名売上は「指名ありの会計から生まれた売上の金額」です。指名率は構造(お客様が担当を選んでいるか)を、指名売上は金額のインパクト(誰がいくら稼いでいるか)を見る数字で、両方をセットで見ることでスタッフ別の評価がしやすくなります。

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