製品サロレジデータの読み方 / 人時売上高

DATA — 数字の読み方

「忙しいのに儲からない」
その正体は、
1時間あたりの数字にある。

人時売上高が分かると、人を増やすべきか、今のメンバーの回し方を変えるべきかの判断がつきます。売上総額だけでは見えない、労働時間あたりの生産性を映す数字です。

この数字とは

「人時売上高」は、スタッフが働いた時間1時間あたり、どれだけの売上を生み出しているかを表す数字です。売上総額が同じでも、それを生み出すのにかかった労働時間が違えば、生産性はまったく別物になります。

人時売上高 = 売上合計 ÷ 総労働時間
例:月売上120万円 ÷ スタッフ2名×160時間(計320時間)= 3,750円/時間

見えると何が分かるか——店の状態の読み方

一般に、美容室の人時売上高は5,000〜8,000円/時間程度が目安と言われます。「いつも予約が埋まっているのに利益が出ない」という相談の多くは、実際に計算してみるとこの目安を下回っているケースです。

良い状態の読み方
人時売上高が目安の水準を保っている。忙しい時間帯にスタッフが厚く配置され、暇な時間帯には無駄な人員が出ていない状態。
注意したい読み方
予約は埋まっているのに人時売上高が低い。客単価が上がらないまま人員だけが増えている、あるいは特定の時間帯・曜日だけ稼働が薄い可能性。

人時売上高が低い場合、原因は「人が多すぎる」とは限りません。稼働率の低い時間帯があるのか、客単価そのものが上がっていないのか、メニュー構成に偏りがあるのか——原因の切り分けが先です。コスト削減でなく、生産性向上で利益を伸ばす視点で見ることが大切です。

※上記は一般的な目安・傾向としての説明です。数値は立地・客層・価格帯によって大きく変わります。効果を保証するものではありません。

数字のイメージ

時間帯別 人時売上高(イメージ・円/時間) 10時台 2,800 13時台 6,200 15時台 7,900 18時台 3,600

※数値はあくまでイメージです。実際の分析画面のスクリーンショットではありません。

どんな打ち手に使えるか

  1. 01 人時売上高が低い時間帯・曜日を洗い出す。その時間だけ人員を減らす、または予約を集中させる案内に変えるなど、シフトの組み方を見直します。
  2. 02 客単価とセットで見る。人時売上高が低い原因が稼働率ではなく客単価にある場合は、メニュー構成や店販の見直しの方が効果的なことがあります。
  3. 03 採用・増員の判断材料にする。「忙しそうだから増やす」ではなく、人時売上高の推移を見てから増員を判断すると、増やした人員が本当に生産性に貢献するかを事前に検討しやすくなります。

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サロレジの経営分析では、会計とシフトのデータから人時売上高が自動で集計されます。詳しくは経営分析ページをご覧ください。

関連する数字

Q人時売上高はどうやって計算しますか?
「売上合計 ÷ 総労働時間」で計算します。例えば月売上が120万円で、スタッフ2名が各160時間働いた場合(合計320時間)、人時売上高は「1,200,000 ÷ 320 = 3,750円/時間」となります。
Q人時売上高の目安はどのくらいですか?
一般に、美容室の人時売上高は5,000〜8,000円/時間程度が目安と言われます。これを下回り続ける場合、価格設定・メニュー構成・稼働率のどこかに課題がある可能性があります。ただし立地・客層・価格帯によって適正水準は変わるため、目安としつつ自店の推移を月次で追うことが大切です。
Q人時売上高が低いとき、人を減らすべきですか?
必ずしもそうとは限りません。人時売上高が低い原因は、人が多すぎる場合だけでなく、稼働率が低い時間帯があったり、客単価が上がっていなかったりすることもあります。まずは時間帯別・曜日別に数字を分解し、原因が「人員配置」なのか「稼働率」なのか「単価」なのかを見極めることが先です。

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