データの読み方シリーズ
DATA — 新規再来率(初回90日)

その新規のお客様、
一度きりで終わっていませんか。

新規のお客様が増えても、2回目が無ければ売上は積み上がりません。
新規再来率が分かると、集客のお金が「土台」になっているか「使い捨て」になっているかが判断できます。

WHAT — この数字とは

「初回から90日以内に、
もう一度来てくれたか」

新規再来率とは、初めて来店したお客様のうち、90日以内にもう一度来店してくれた割合のことです。計算式はシンプルで、「期間内に再来店した新規客数 ÷ 期間内の新規客数」で出せます。

一般に、この数字は30〜40%が一つの目安と言われます。あくまで一般的な目安であり、客層・立地・価格帯によって変わるため、絶対的な合格ラインというより「自店の推移を月次で追うための物差し」として捉えるのが実務的です。

※ 一般的な目安であり、効果や到達を保証するものではありません。

初回来店 90日以内に再来 一般目安 30〜40% 再来なし 「一度きり」で終わる → 常連へ → 集客費のみ

※ 概念図です。実際の数値・比率を示すものではありません。

READ — 見えると何が分かるか

店の状態を、こう読み分けます。

新規は来るのに、この数字が低い

初回の接客・仕上がり・次回提案のどこかで、お客様の心が離れているサインです。集客のお金をかけるほど「1回で終わるお客様」を増やしているだけになっている可能性があります。

新規は少ないが、この数字は高い

来てくださった方はきちんと定着している状態です。この場合は接客の見直しより、新規の入口(集客)を増やす方が優先度が高いと判断できます。

ACTION — どんな打ち手に使えるか

数字が低いときに、見直す順番。

1

次回のご提案を、その場でしているか

施術中や会計時に次回の来店目安を案内できているかで、この数字は大きく変わると言われます。「またどうぞ」で終わらせない設計が第一歩です。

2

仕上がりが自宅で再現できているか

サロンでの仕上がりと、帰宅後のセルフケアに差があると「次も同じ満足を得られるか」が不安になり、再来のハードルが上がります。

3

2回目の予約が、取りやすいか

電話しか予約手段がない場合、心理的なハードルで再来が先送りにされがちです。ネット予約の導線があるだけでも、次の一歩が軽くなります。

サロレジのデータタブでは、新規再来率を含む数字が会計・来店の記録から日々の画面に出ます。経営ダッシュボードの詳細はこちら

よくある質問

Q新規再来率の目安はどのくらいですか?
一般的には、初回来店から90日以内に再来店した割合で30〜40%程度が目安と言われます。ただし客層・立地・価格帯によって変わるため、絶対的な合格ラインというより「自店の推移を追うための目安」として捉えるのが実務的です。
Q新規再来率と全体のリピート再来率は何が違うのですか?
新規再来率は「初めてのお客様が2回目に来てくれるか」を見る数字です。全体のリピート再来率は、常連のお客様も含めた来店継続の割合を見る数字で、一般的にはこちらの方が高め(60〜70%程度が目安)になりやすいと言われます。新規だけが弱いのか、常連も弱いのかで打ち手が変わるため、2つは分けて見る必要があります。
Q新規再来率が低い場合、何から手をつければいいですか?
まずは「次回のご提案を、施術中または会計時にその場で行っているか」を確認するのが第一歩です。次回予約の案内があるかどうかで数字は大きく変わると言われます。次に、初回の仕上がりが自宅で再現できているか(ホームケアの説明)、2回目の予約が電話しかなく心理的ハードルが高くなっていないか、の2点を見直します。

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